かみかみセンサーを使った健康教育 「自分のおやつを調べよう」

かみかみセンサーを使った健康教育 「自分のおやつを調べよう」
はじめに
子ども達は、いつも食べているおやつを持って学校へ来ます。
今日はとても楽しみな授業です。
なぜなら、授業でお菓子が食べられるのですから。

用意するもの
1.かみかみセンサー
2.炒り豆(5粒×人数分)
3.するめ(幅5mm長さ8cm程度の物×人数分)

この授業では
子ども達がいつも食べているおやつと、噛み応えのあるおやつとして用意した炒り豆とするめとの噛む回数を測定して記録し、その違いを子供たちに実感してもらいます。

最初に、1回に食べるおやつを一体何回噛んでいるかをかみかみセンサーを使って調べます。

続いて、噛み応えのあるおやつとして用意した炒り豆とするめを噛んでもらい、飲み込むまでに噛んだ回数をかみかみセンサーで測定します。

それぞれの噛んだ回数を学習カードに記入し、子供たちに感想を書き込んでもらいます。

これまでの例では
子ども達がよく食べるおやつの咀嚼回数としては、
・クッキー1枚/約20回
・10枚/約15回

また、噛み応えのあるおやつとしては
・炒り豆(5粒)/約150回
・するめ(1本)/約200回
という記録が出ています。参考にしてください。

授業を受けた子供たちからは
「クッキーやポテトチップスやチョコレートみたいなやわらかいお菓子は、おいしいけれど噛む回数が少なくて口の中がネバネバする。」
「炒り豆やするめは噛む回数が多くて唾液がたくさん出てあごが強くなりそう。」
「これからは、歯ごたえのあるおやつも食べていきたい」
「お店に行ったら、お母さんにするめを買ってもらうようにしたい。」
といった意見や感想が寄せられています。